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滝桜図

 この作品は銀座松坂屋で3年間、グループ展に参加した最後の年に出品した襖絵だ。最初の年に正面からぶつかるつもりで「岩」を描き、2年目に少し奇をてらって「仙人掌」を描き。3年目、最後の年には、やはり日本画と言えば「桜」。日本画の王道でもあるし、日本人の心に焼き付いている映像としての「桜」を描いてみることにした。この時期に描いた僕の作品の中でも、特に渾身の力を込めて描いた作品だ。

 よく、「この絵はどうやって描いたのですか。」と聞かれることがあるが、どうやって描いたか覚えていないことが時々ある。特に、この作品は、どうやって描いたか思い出そうとしても、あまり思い出す事ができない。たぶん、無我夢中だったんだろうと思う。
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