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日本の伝統美宝生能楽堂に舞う
宝生能楽堂 東京水道橋 2021.12
宝生流の能楽堂で日本画と能楽、尺八と琴の邦楽のコラボが開催されました。当日はプロジェクションマッピングも行われ、伊東正次の絵が館内全体に浮かび上がりました。その薄暗い光の中で能楽が行われました。能楽は鑑賞するものと言うよりも、その空間を感得するものではないかと思います。そういう意味で目で像を追うというより、心で見る。そういう演出の能楽になったのではないかと思います。イマジネーションを持つのは人間だけです。外部に像を立ち上げるのではなく、自分自身の心と向き合い、内部にイメージをたちあげる。もし、そんな時間を共有できたなら嬉しいです。
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