若い頃、久万高原町の落出あたりに、良くスケッチに出かけた。川の真ん中に大きな岩がごろごろと落ちている様子がも通って描いていた。スケッチに疲れると、岩の上に寝っ転がった。岩の表面って、一見硬そうだが身体とピッタリと、はまいものだ。ふっと空を見上げながら昼寝をするのが楽しみで。そんな岩をずっと見ていると、時間が止まっているような!息子が小学生くらいの頃、愛媛に帰省した夏休み、子どもたちを連れて久万川や面河川に遊びに行った。そんな時に子どもの姿から猿をイメージしたり、あるいは、自分自身の姿を猿にダブらせていたのかもしれない。猿と岩と月と・・。