モンゴルでもはじめての展示でしたが、モンゴルの美術大学の皆さんがワークショップにも訪れていただき、皆さん非常に熱心に勉強されていました。大学を訪れるとモンゴルも日本も美大
と言うものが同じような雰囲気をしているのに驚きました。やはり絵を描く人たちの特有の乗りと言うようなものがあるのかもしれませんし、またグローバル化によって非常に似てきていると言うこともあるのかもしれません。郊外に出ると昔からあったモンゴルって言うようなものも垣間見える気がしましたが、ウランバートル市街はもうかなりの都市化が進み、モンゴルの人たちのゲルの生活と言うものもほとんどなくなってきているように思いました。 / モンゴルからラグワスレン教授と協会のメンバーたちが来日し、展覧会が開催されました。歓迎会の時に日本のみなさんも歌を歌い、また、モンゴルの方々も歌を歌いましたが、モンゴルのみなさんは一丸となって大きな声で歌っていて、マンション中に響くのではないかと心配しましたが、あの一体感のようなものは、今日の日本では失われているのかもしれません。そういうものが絵の上にも表現されてるような気がします。